どうぶつたちと私

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はな子さん ありがとう

5月26日、69歳のはな子さんが虹の橋へ旅立ちました。

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虫の知らせというものなのでしょうか。
私はこの悲しいお知らせが届く直前まで、2月に録画しておいた「ドキュメント72時間」のはな子さんの番組を観ていたのです。

番組を見始めて、はな子さんが映し出されたとたん、初めてはな子さんに会った日のことを思い出していました。

はな子さんの体からにじみ出る独特のオーラ。
まるでこれまでの生涯を体で語るようで、ぐっとこみあげるものがあります。

映像の中でもあの日と同じように、子どもからお年寄りまでゾウ舎にやってきては、はな子さんに声をかけていきます。
やってくる人達がそれぞれ抱える思い。
それを優しく包み込むように、そこに居るはな子さん。
いえ、はな子さんにそんなつもりはないのかもしれません。
それでも、はな子さんの存在そのものがすべてを受け入れてくれるようでした。

それゆえに、それぞれの人の中でそれぞれのはな子さんがいて、その人なりの思いではな子さんを感じ、接して来られたようでした。あの日も同じことを思いました。

みなさんがそれぞれの言葉ではな子さんを語られるとき、「わかります。わかります、その気持ち。」と言って何度うなづいたことでしょう。

そこに居ることで、はな子さんは多くの人の癒しとなり、支えとなってくれたのだと思いました。
近いうちに、そんなはな子さんに会いに行かねば。
そして、「ありがとう。どうか長生きしてください。それがみんなの願いです。」とお伝えしようと心に決め、番組を見終えました。

その直後に飛び込んできた突然の訃報。

メソメソしていても、はな子さんは喜ばないとわかっているのです。
だけど…。
あの場所にいつも居てくれたはな子さんを失った現実が、私の心に影をおとしています。
またこの悲しみと折り合いをつけなくちゃならない・・・。

最初で最後になったあの日、もっともっとお話して帰ればよかった。
また必ず会えると信じて疑わなかった自分が悔やまれてなりません。

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振り返れば辛い日々が長く続く時期もあった、はな子さん。
そんな時がありながらも、そこに居ることでみんなを癒し、慰め、励ましてくださったこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして
飼育に携われた方々もご苦労の連続だったこととお察しします。
はな子さんに尽くしてくださり、本当にありがとうございました。

はな子さん。
あなたの魂は旅立ったけれど、今までと同じようにいつも心にいてください。
長い、本当に長い間、(あわよくばもっともっと長く甘えていたかったけれど)ありがとうございました。

ずっと大好きなはな子さんへ
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by HGL-DTW | 2016-05-27 19:00 | 動物園(関東) | Comments(4)
Commented by maria-tombi at 2016-05-28 21:06
はな子さんが居なくなった どうしようもなく寂しい気持ちを
どなたかと 共有したくて、伺いました。
象さんの記事を 見せて頂くうちに、マリの亡き後 来てくれた
仲良しの2頭の様子に 心なごみ、ナマリーのいたずらに吹き出し、
フクちゃんの瞳に癒され、すっかり幸福な気持ちになりました。
きっと はな子さんが 連れてきてくれたのですね。
はな子さん、ありがとう。
そして 心豊かなブログを ありがとうございます!

maria-tombi
Commented by HGL-DTW at 2016-05-29 20:00
maria-tombiさん

コメントをありがとうございます。
ご訪問くださって気持ちを共有してくださって、私も嬉しく、また慰められました。
いつかはやってくるとわかっているものの、大好きな動物たちが虹の橋へ旅立つのはとても切なく寂しい出来事です。
はな子さんのいない世界に慣れるまで少し時間がかかりますが、この痛みもはな子さんだと思いつつ大切にします。

マリのこと、ご存じだと知り、これまた驚きました。
マリは私の大切な友達であり、時には母のように温かく接してくれた存在でした。あの日のこと、今でも鮮明に覚えています。悲しくて悔しくて、気持ちをどこにぶつけたらいいのかわからなくて戸惑いました。

別れもあれば、出会いもあり、それぞれの動物たちとの時間をこれからも大切にしていこうと思います。

はな子さんを思うとき、いろんな思いが交錯します。
本当に感謝の思いでいっぱいになります。
maria-tombiさんとつないでくれたのも、はな子さんですね♡

温かくて嬉しいコメントを残してくださってありがとうございます。
Commented by maria-tombi at 2016-05-31 11:47
何日かかけて、数年前からのブログをみんな訪問させて頂きました。
私も旅して、心が通じる仲間に出会ったみたいな気持ちでした。
本当に はな子さんが こちらのブログに連れてきてくれた、と
思っています。

週末、はな子さんに花をたむけて来ました。
ダイアナ妃が亡くなった時の バッキンガム宮殿に負けぬくらい
はな子さんの放飼場は、沢山の花束で埋もれていました。
セレブでしたものね。でも、がら〜ん と 音が聞こえるくらい
大きな 大きな 喪失感が、居座ってました、、、。


Commented by HGL-DTW at 2016-06-01 15:41
maria-tombiさん

まぁ!時間をかけてブログを見てくださったとのこと。
ありがとうございます。とても嬉しかったです。
温かい言葉も置いてくださり、心から感謝申し上げます。

はな子さんの運動場は、お花畑のようですね。
ここにはな子さんがいたらなんてステキなんだろうと思ったら、そこにはな子さんがうれしそうにたたずむ姿が見えるようでした。
追悼の気持ちで、はな子さんの本を読もうと手元に持ってきたのですが、まだ少し早かったようで文字がかすんでばかりでした。

いつかはな子さんのおうちの前でみんなで集まって、はな子さんのお話をしたいものです。そうしたらはな子さんがまた嬉しそうにそこにたたずんでくれるような気がします。

どうぶつたちとの日々をつづってみようかな


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