どうぶつたちと私

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盛岡市動物公園 飼育係となかよしガイド

平日、盛岡市動物公園へ行くなら「飼育係となかよしガイド」がおススメ!とフォロワーさんから聞いておりました。

好きな動物を選んで、お話を聞かせてほしい!こんなことしてみたい!とお伝えすると、飼育員さんが要望にそってガイドをしてくれます。

私の場合、どの動物を選ぶかでかなり迷いました。だって特別な時間を過ごせるわけでしょう。
うーん、迷うよぉ。
できることならぜ~んぶ!とか言いたいくらいですから。
やっとの思いで動物を選んでも、エンリッチメントのことだったり、その個体のことだったり、聞きたいことは山ほどあってなかなか決められませんでした。

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私に与えられた時間は1時間!
事前に言われたのは、「園内が広いので移動するだけでもそれなりの時間を要します。」

OMG! なんてこと。

うん。わかった。じゃあ、走るよ(笑)!

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それぞれだと思うのです。
1種の動物とみっちり濃密時間を過ごすか、それともいろんな動物と向き合うのか。
私は後者を選びました。

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いやぁ!楽しかった!

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1時間なんてあっという間です。


どの動物も飼育員さんが通っただけで、いえ、もっと言うとあの制服を見るだけで態度が変わりますよね。
それだけでも動きがあって面白いものです。
あの制服を自分が着たらどうするのかなってことは、きっとみなさん一度は妄想したことがあるはず(笑)。
そのうえにお話を聞けたり、寝室へお邪魔させてもらったり、エサをあげさせてもらったり。

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ガイドの内容やどんな楽しみ方をしたのかは、画像で想像してみてください。

盛岡に住む動物たちのお話を聞き、見て、感じて、それぞれの個性を知ることができて、貴重な体験でした。
そしてより一層、彼らを身近に感じることができました。
動物たちみんながお友だち~♪

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しかもこれ無料なのです。
(盛岡市動物公園さん。有料にされたらいいと思います、私。)

ほら、もう行きたくなったでしょう(笑)

私もまた行くぞー!!


*ご参考までに訪問日の1週間前までに電話で申し込みが必要です。




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by HGL-DTW | 2017-05-12 19:00 | 動物園(東北) | Comments(0)

ふくちゃん お誕生日おめでとう!

4月28日に19才になった「ふくちゃん」。
遅ればせながら、お誕生日おめでとう!

昨年は、結核を発病して大変な時期でお祝いできませんでした。
今年こうしてお誕生日を迎えられてみんなで祝福できるとは、なんて嬉しいことでしょう。

辛い治療もずっと続けてくれるふくちゃん。
ありがとう。
そして、多岐にわたる分野からアプローチしてネットワークをつなぎ、できることならなんでもやろうと尽くしてくださり、ふくちゃんを守ってくださるスタッフの方々に深く深く感謝申し上げます。
お礼を伝える言葉をあれこれと探してみるものの、これまでの日々を思うとどんな言葉も陳腐に思えてしまいます。

ならば!お祝いにかけつけよう!
そう決めたのは数日前でした。

4月29日。
イベント自体も久しぶりでしょうから、ふくちゃんはどんな様子かな、またスイカを豪快に踏んづけるのかな、とワクワクしながら開始を待ちました。

悲しいかな、いい場所で見たいと早くからふくちゃん前にいたものの、来園された他の方々にも見ていただきたく、ビミョーな位置取りになりました。そんなところから撮った「なんだかなー」な画像でお送りします(笑)。

準備が始まりました。
サトウキビの「オメデトウ」が出来上がったら、なにやら運んでこられました。

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何なに?
ボウルを外したら、黒いぷるんぷるん。ゼリーのようだけど?

そのまわりにフルーツやお野菜が飾られて、ステキなケーキが出来上がりました!

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「祝 19さい」
この文字をうまく入れて撮るのが私には至難の業でした。つつじとバーに阻まれるの巻。

ゼリーのように見えたものは、黒糖の寒天だそう。ふくちゃん好きそう♪
バーに隠れてよく見えないけど、そのうえにも落花生入りの黒糖の寒天がのせてあります。

結核と闘うためにタンパク質を摂るのに、落花生はよいそうです。
しかもふくちゃんの好物ですものね。



さぁ!ふくちゃんの登場です。
ゆっくりと運動場をまわるように登場して、鼻をあげてお祝いに来られた方々にご挨拶してくれました。
(動画はtwitterにアップしました…ので)

この時点でうるうるして前が見えないよ~。
しっかりせねば。

ゆっくりとケーキに近づきました。
鼻先でどんなものでケーキが作られているかを確かめて…

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ぐじゃっ!黒糖寒天を踏んづけました!
吹っ飛んでいく落花生( ´艸`)

ふくちゃんの流儀。
こうしてみるとふくちゃんの脚がとっても大きいのだと驚かされます。

一番最初に口にしたのは落花生のように私には見えました。

ふくちゃん応援隊のfacebookにバースデーイベントの動画がアップしてありますので、ぜひご覧になってください。
その映像の中にもありましたが、今回メロンやスイカは踏んづけることなく口へ入れ込み、じょぼーじょぼーと果汁をしたたらせて食べました。

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ゆっくりとそれぞれの食べものを楽しんでいました。
マンゴーを持って砂山へ行ったり、寒天やぶどうを食べながらもぶっ飛ばしてみたり( ´艸`)

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ほら、耳をパタパタさせながら、こんなにキレイに平らげたのですよ。

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ふふふ♪ なんだか嬉しそうな顔に思わず私もニコニコしちゃいます。


りんごが二つ残っているのが意外でした。
ひとつ、口に入れて食べました。

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残りのひとつも食べるのね、と見ていると

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ぐじゃっ。踏んづけました。
小さくして食べる、ふくちゃんの流儀。ふふふ

オメデトウの文字のサトウキビもひとつずつ食べていました。
ケーキはおおむね食べましたね。

これからは遊びの時間。
消防ホースで作られたフィーダーの中にあるおやつも鼻を器用に使って取り出します。

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砂浴びもして

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砂山で大きな石を見つけたので運びます。

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なんだか牙がはえたみたいになってる(笑)

そして牙がはえたまま、タイヤで遊ぶ♪

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しばらくしたら、もうお部屋へ帰る準備が始まります。

今日は楽しかったね♪

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結核との闘いは、薬やそれに伴う副作用との闘いでもあります。だるさ、吐き気、食欲不振などが表れるそうです。
実際、少しだるそうに私には見えました。それから鼻の使い方を見て、調子がいまひとつなのかなと思いました。
それでも、また今日も明日もあさってもまだ長い時間をかけて治療を続けなければなりません。

ふくちゃん。ありがとう。おめでとう。
おめでとう。ありがとう。

何度もそう言って手を振りました。
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「ふくちゃーん。またねー!」

治療をしてお部屋に入っていく様子を園長もずっとご覧になっていました。
園内を歩くことはもはや「園長の常同行動」と言われているそうで(笑)、ふくちゃんはもちろんのこと動物たちを大切に思ってくださるのがとても嬉しいです。園長のツィートはいつも楽しいですものね。

それからこの日は、市長もお見えになっていました。
ふくちゃんへの差し入れを渡されて、「面倒をかけて申し訳ないけど、あげてください。」と(言葉は正確ではないけど)飼育員さんへの気遣いもお持ちなところなど、もぅ益々ふくZOOを応援しちゃうわ、私!

ふくちゃん。
辛い治療が続くけれど、みんなが応援しているよ。

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(正門に飾ってあったとても可愛い寄せ書き)


お祝いできた日。この日は、ふくちゃんやふくちゃんと一緒に結核と闘って来られたスタッフの方々にとっても嬉しい日だったのではないでしょうか。私も一緒にお祝いできて感激でした。
病気と隣り合わせの日から抜け出せるように祈ります。引き続き全力で応援します!

そして
飼育員さんともお話しましたが、来年、20歳のお誕生日を盛大にお祝いしましょう!




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by HGL-DTW | 2017-05-10 19:00 | 動物園(中四国) | Comments(0)

ふくちゃん募金キャンペーン

日本唯一のボルネオゾウ ふくちゃんの募金キャンペーンを開催中です。

詳細は、チームふくちゃんによるブログをご覧ください。
ご協力よろしくお願いします。

http://fukuchan17.exblog.jp/26310607/
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by HGL-DTW | 2016-10-30 12:52 | 動物園(中四国) | Comments(0)

ふくちゃんに会えた!

ふくちゃんの容態がよくないと知ったのは、10月7日のことでした。
動物園のホームページを読むと、「静かに見守ってください。」と書いてあるというのに、頭の中では、「ある程度の覚悟をしてください。」と変換されてしまい、青ざめてかなり凹んでしまいました。
その後数日、ふくちゃんのことが気になって仕方ありませんでした。

9日。
ふくちゃんの姿は見られないだろうけど、お部屋の外からでも『元気になれオーラ』をメラメラと送ろう!と決めて、動物園に行くことにしました。

ゾウ舎に近づくと、人止め柵が見えて

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現実を押しつけられたようでこれまた凹みました。

そんな私の視線に飛び込んできたのが、な、なんと!ふくちゃんの姿でした!

「ふくちゃん!ふくちゃんが出てる!」
頭の毛が逆立つほどの興奮でした。クララが立った!そんな気分です。

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ゆっくり、ゆっくりと運動場を歩いていました。

会えると思っていなかったので、姿を見ることができただけでも本当に嬉しくて、しかも想像していたよりも元気そうでその時点ですでに半べそでした。

いつもならこの小窓にぴったりとくっついてふくちゃんとコミュニケーションを図ろうとするのですが、人止め柵もあったことだし、なるべくそぉーっと見守るべきと思い、少し離れたところから様子を見ました。

うーん、元気とはいうものの、少し伏し目がち。食べていないということでしたから無理もありません。

それでも大好きなタイヤで遊んだりも。
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背中を見て、はっとしました。
それは砂浴びをした後だよね。そっか、そんなこともできたんだね、よかった!

飼育員さんが集まってきました。治療前のトレーニングが始まるのかな。
散らばったタイヤをかたづけていくふくちゃんです。

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飼育員さんに渡すと褒めてくれます。

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それからまた別のタイヤをかたづけました。

何も食べないとしたら、トレーニングはどうするのだろう。治療はできるのかな。そんなことを考えていたら、飼育員さんたちが運動場へ入って来られました。
腰にトレーニングのためのご褒美を持った飼育員さんを見て少し安心しました。
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食べてくれるかな?
さほど興味はなさそうでしたが、それでも口に持っていきました。そのあと茎を飼育員さんに戻しました。

んー、ふくちゃん。少しずつでも食べようね。

普段より足取りもゆっくり、指示には完璧に従えてないようには見えましたが、それでもそこは飼育員さんたちがうまくリードしてくれます。そしてプールへ。
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このあたりで立ち止まりましたが、またやり直してプールの中からタイヤを持って来ました!すごーい!まだお片付けの途中でしたか。

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(ふくちゃんを犯罪者みたいに目隠ししてしまった。ごめんなさい。人止め柵の外からだとなかなかいい場所を選べず、こんな画像しかないです…。)

そのあとの流れは普段と変わりなく。
体重測定ができない代わりにメジャーで胴回りを計測してもらいます。

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(この姿、何度見ても可愛くてニンマリしちゃいます。)

体を洗ってもらい、渡されたホースでお口をゆすぎます。
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脚のケアも忘れず。飼育員さんがヨシヨシしながら、褒めてくれてるのかな。
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「ねぇ、今日の私どうだった?」と聞かれた気がしました。
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ふくちゃん。今日もいいね!よくできたよね。

飼育員さんが、「これから部屋で治療をするので、今日はお部屋に戻ります。最後にご挨拶するのでよかったら手を振ってください。」とおっしゃいました。

バイバ~イ

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ふくちゃん。みんなが、ホントにみーんなが応援してくれているから、元気になろうね。
応援してくださる方々の思いも一緒に、手を振りました。

撮影もして、念じつつ手を振り、「あ、いつもより鼻の上げ方が低いな。」とか思いつつ、この一瞬が非常に忙しい私です。

いつもは外でする治療も今はお部屋の中なのかぁ。そう思いながら、ふくちゃんのお尻が消えていくのを見守りました。

今回の出来事は、私にいろいろな教訓を残してくれました。
ふくちゃんはまだ治療中で完治まで時間がかかること。
そのあいだには容態の急変もあること。
そして
どんな状況にあっても、こんなにふくちゃんが頑張っているのに、私が凹んでどうする!ということ。

そう、ふくちゃんが結核に感染していると知ってから、合言葉は『ふくちゃんは絶対によくなる!』
何千回、何万回だって口にして悪い気などぶっ飛ばしてやる!

ふくちゃん。少しずつでも元気になあれ。




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by HGL-DTW | 2016-10-12 19:00 | 動物園(中四国) | Comments(4)

ふくちゃんの砂浴び

この場所でふくちゃんが立ち止まると砂浴びが始まる予感。

ふふふ♪ その日も御多分に漏れず。

(小窓側から撮影したのでうすぼんやりでごめんなさい。)

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砂浴びすると必然的に口が開くことになるので笑っているように見えるのは事実なのだけど、それにしても本当に楽しそう♪

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今まであまり気にしたことがなかったけれど、鼻が上がるのと同じようにしっぽも動くのですね。

何度か背中に砂を乗せたら、体をゆっさゆっさと左右に震わせます。
するとサラサラと背中から砂が落ちてゆきます。

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1本の筋で落ちることもあれば、背中全体から落ちることもあり。
その砂が模様となって、地味な色合いながら装飾されたようにも見えます。

おもしろいなぁと様子を見ていて、これまた面白いことに気づきました。

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パサァーッ!から鼻を下に降ろす一瞬

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ピタっと動きが止まります。

まるで鼻から空中へ放たれた砂が背中へ落ちてゆく感覚を楽しむかのように。

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パサァーッ。サラサラサラ…

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ここでピタっ!

おもしろーい♪

何を思っているんでしょうね。
「おぉ、今の砂の乗っかり具合はパーフェクトだわ。」とか思っているのかなと一人妄想して、これまた顔が緩んでしまうのでした。




****
ご存じの方も多いと思いますが、日本で唯一のボルネオゾウであるふくちゃんは、現在結核治療(関連記事はこちら→ http://yuki0409.exblog.jp/25215143/)をつづけています。
野生動物の闘病は、当のふくちゃんは言うまでもなく、獣医師や飼育担当の方々にとって、多くの困難を伴います。
それでもふくちゃんのご機嫌が良い日もそうでない時も、毎日治療して完治を目指しています。
治療は一年以上に及ぶであろうとのこと、そしてそれには資金も必要となります。

小さなとき福山動物園に来てくれてそれ以来ずっと、私たちを益々ゾウ好きにさせてくれて、故郷ボルネオのことを学ばせてくれているふくちゃんには絶対に元気になってもらう!全力でふくちゃんを応援する!ふくちゃんのことを知って、応援してくれる人をどんどん増やすぞ!そんな思いをこめて、『ふくちゃんは絶対によくなる!』が合言葉の【チームふくちゃん】がブログを書いています。
ふくちゃんへ募金する方法などにもふれていますので、ぜひご覧になってください。
皆様のご協力に感謝申し上げます。





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by HGL-DTW | 2016-09-29 19:00 | 動物園(中四国) | Comments(4)

ふくちゃん 見て、見て~

タイヤで遊んでるふくちゃん。

「見て~。ねぇ、見て~。」


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なんだろう?

なるほど!

そっか。

『鼻で持っているんじゃないんだよー。口でくわえているんだよー。』

ふくちゃんの目がちょっといたずらっぽく見えたときの出来事。




タイヤで遊ぶふくちゃんは楽しそうで嬉しいけど、お友達が来てくれたらもっともっと楽しいんだろうなぁと思ってしまう。
今でもお友達が来てくれたらいいのにって思う私は、諦めが悪いのかな…。




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by HGL-DTW | 2016-09-28 19:00 | 動物園(中四国) | Comments(0)

雨がつづいても

あんなに晴れの日が続いていて乾燥していたのに、今週はずっと空は鈍色。しょっちゅう雨が降っている。

いろいろあって今月は動物園に一度も行けてない。

それでも

雨の日でも、凹みそうな日も、心の中まで雨でびしょ濡れにならないように

ミリンダを見習って



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ひゃっほー!

この画像見るだけでなんだかウキウキする♪
単純な人間って得だわ。

そっか。
雨で濡れることを心配しないで、どんどんもっと濡れちゃえばいいのか。
今を楽しめばいいのか。なーんだ、簡単だな。



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by HGL-DTW | 2016-09-14 19:00 | 徳山動物園 | Comments(0)

はな子さんに逢いに

はな子さんが虹の橋へ旅立ってから3か月が過ぎました。

井の頭へ行こうと思ったのは、はな子さんの特設展示があると聞いたこともあり、はな子さんの面影を追ってみたくなりました。
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非常に見ごたえのある内容でした。
はな子さんの69年という生涯に沿って展示がしてありますが、それ以前のゾウたちのことや
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日本の飼育施設や飼育の仕方について
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また、日本の動物園に慣れている私には簡単に想像できない素晴らしい環境にある海外の展示にも触れられていました。

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はな子さんが使ったという遊具たち。
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一つひとつがなんだかとても愛おしくて、触れてみたい衝動に刈られました。
映像が流されていて、熊手やほうきをつかってカキカキするはな子さんがとても楽しそうで思わず私もにっこりしてしまいました。

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また別の場所では、はな子さんのための食事を用意する映像も流されていました。それはそれは大変なご苦労があったことでしょう。
晩年はな子さんの環境について論議がありましたが、この映像を見ていただきたいと思いました。
はな子さんへの並々ならぬ愛がなければあそこまではできなかったと思います。
私が見えているものはほんの切り取られた部分でしかなく、もっと立体的に物事を捉えなければいけないと実感しました。

嗜好も日替わりのはな子さんがおいしく食べられるように、試行錯誤されたことにも触れられていました。
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69年のあいだに様々な出来事があり、モートに二度も落ちたこと、引っ越しが大変だったことなど私の知らないはな子さんがたくさんいました。

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おやつタイムは、はな子さんのおうちに入り、おやつをあげていました。どうぞ触れてみてくださいとはな子さんをスリスリしてそのうえ記念撮影までさせてもらっている方々の映像も。羨ましくてたまりませんでした。
その人になった気分で、はな子さんの匂いや肌触りを想像し、じーっと映像を見ました。

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今度のはな子さんのお誕生日会には行こうと決めていたけど、それが延期になり、結局はな子さんには会えなくなりました。

古い映像もたくさん流れていて貴重なシーンの数々を見ることができます。
あぁ、こんなはな子さんに私も会ってみたかったと何度も思いました。
「はな子さんの一日」が繰り返し映し出される前に置かれた小さなイスに腰かけて、私は何度も何度もその映像を見ました。
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最後に、ここで気持ちを書こうと思いペンを手に取ってみたものの、思いが溢れすぎて言葉になりませんでした。
悲しいとかそんな思いじゃないのに、ただただ涙があふれて胸がいっぱいでした。

飼育員さんからのメッセージを読むと、はな子さんに寄り添ってこられた様子が伝わってきて、これまた涙が…。
画像向かって右手につりさげてあるものは、はな子さんへのみなさんのメッセージが数秒ごとに映し出されています。

結局ここで長い時間を過ごしました。
外に出たら雨が降ったあとで、どうやら通り雨があったようでした。はな子さんのおかげで濡れずに済みました。

はな子さんは旅立ったというのに園内にははな子さんの面影があちこちに残っていて、上手く言えないけど、はな子さんはまだそこにいてくれる、そんな気がしました。

ランチはちょっとしたものを持参していたのだけど、はな子さんとおしゃべりがしたくて、はな子カフェで「ぞうさんべんとう」を買って食べました。


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あの場所で、はな子さんはぽかぽかの太陽を背中に浴びながら佇んでいたなぁと思い出しました。

実はこの日、他の園とのはしごを考えていました。
でも思いがけず長居することになり、帰りの新幹線の時間まで井の頭で過ごしました。
初めて訪問した日から井の頭が好きですが、とても居心地のいい時間で益々大好きになりました。




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by HGL-DTW | 2016-08-30 13:05 | 動物園(関東) | Comments(4)

エレナ わが心のアフリカ象

是非読んでみてと勧められて、本を購入しました。

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エレナ わが心のアフリカ象 ダフニ・シェルドリック著
佐草一優訳 成星出版

地平線に向かってダフニが「エレナ、エレナ。」と呼びかけると遠くから少しずつ近づいて来るゾウのシルエット。エレナとダフニと聞くと一番に思い出すのがそのシーンです。
象牙の密猟のため母親を殺され孤児院に引き取られたエレナと運命的な出会いをするダフニのことは知っていたけれど、書籍は初めてです。パラパラとめくって何気なく「訳者あとがき」を読み始め…

【密猟者たちが機関銃で撃ち殺すという事件が起こったの。65頭も殺したのよ…。目の前で母親が死んでゆくのを看取って以来、何度も仲間たちが殺されてきた現実を見つづけてきたの。そんなエレナが…その加害者が人間であることも知らないはずがないのよ…。それでもなお、エレナは人間を信じてくれているわ。人間の可能性に、彼女たちの行く末をゆだねてくれようとしているんです。そんな彼女の心を私たちは決して裏切ってはいけない…、そうは思わない?】(訳者あとがきより 部分抜粋しています)

頭と心をガツンと打たれました…。1997年に出版されたこの本を約20年経って読んでいるというのに、象を取り巻く環境がなんにも変わっていない、いやむしろ当時より悲惨になっている現状を思い、そこまで人間を赦し信じてくれたエレナをずっと裏切り続けているんだとショックでした。

エレナ、ごめんなさい。

どうしたらどうしたら密猟やスポーツハンティングはなくなるんだろう…。私に何ができるんだろう、とそこで頭を抱えてしまいました。
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by HGL-DTW | 2016-07-02 19:00 | どうぶつのおはなし | Comments(2)

6月1日 砥愛ちゃんの誕生日を機に思ったこと

6月1日。
とべ動物園の砥愛ちゃんが3歳のお誕生日を迎えました。
おめでとう!

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3年前に会った砥愛ちゃんは、耳がパタパタと動くのが印象的な小さなゾウさんで、走っても転がってももぅホントに何をしても可愛いくて、全身にメロメロパンチを受けました。
大きくなりましたね。

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その日は、砥愛ちゃんのパパ、アフ君の四十九日で、また井の頭のはな子さんが旅立ってから1週間が過ぎた日でもありました。

アフくん、どうして?

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優しいアフくんだから、きっと神様も大好きでそばにいてほしかったのでしょうか。
時として、神様って意地悪なことをなさるものだと思います。(ごめんなさい)


そして。
はな子さんを偲んで本を読もうと開いたら、

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目に飛び込んできた文字。

「なぜ?」「このあいだまで、みんな、あたしをあんなに可愛がってくれたじゃない?なぜ?なぜ、こんなひどい目にあわせるの?」
【父が愛したゾウのはな子 山川宏治著 現代書林より】

ぽろぽろと涙があふれました。
やっぱり今はまだ無理です。

はな子さん。

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ありがとう。お疲れさま。
その言葉だけではどうしても足りない気がします。

・・・ごめんなさい。

2012年に虹の橋へ旅立った徳山動物園のマリのことも思い出しました。

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あのときも「どうして?なんでマリが?」という思いでいっぱいでした。
まだ何も知らされていないけれど、ゾウ舎でよからぬことが起こっているそこに漂う重たい空気感ではっきりと感じることができました。

今ごろ、マリにアフくん、はな子さんとお話をしているのだとしたら、そちらの世界へ行ってみたい気がします。

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それでも昨日アドベンチャーワールドで動物たちと時間を過ごしてみて、彼らとも時間を共有することがどんなに自分にとって素晴らしいことなのか実感しました。

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(牙が見切れてて残念なんだけど、目が笑っているようで楽しそうなので。)

こちらの世界にいてくれる動物たちと一緒に幸せでいたいと思います。
動物園だけでなく、野生で暮らしている彼らのために自分にできることはあるかな。もしあるなら、それがたとえちっぽけなことでも行動しなくちゃ。

そちらの世界へ行くのは、そんなに時間はかからないと思います。
そのときには、虹の橋のたもとへ私を迎えに来てるかな。
もしそうしてくれるなら、三途の川もクロールで泳ぎきって、スキップしながらそこまで行きます。

6月1日を機にそんないろんなことを考えたのでした。
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by HGL-DTW | 2016-06-04 19:00 | 動物園(中四国) | Comments(3)

どうぶつたちとの日々をつづってみようかな


by HGL-DTW
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