京都市立動物園 グランデじいさん
ずーっとずっと長い間、会いたいと思い続けてきたグランデさん。
1988年5月8日生まれ、御年25歳のおじいさんです。
ジャガーの野生での平均寿命が12~15歳で、飼育下でも20歳前後だそうですので、日本最高齢の長生きおじいさんですね。加齢によって脚が弱っているようですが、まだまだお元気そうです。
動物園に入って一番に会えたのが、グランデさんでした。
お休みのようでしたので、小さな声で『グランデしゃん。会えてうれしい!』というと目を開けてくれました。
ここの猛獣舎は、ガラス面と檻の面の両方があっていいですね。
檻側では同じ空気を味わい、息づかいを感じることができます。またグランデさんのところは、ガラス面のそばがヒーターになっているのでしょうね。(たぶん) そこで眠ってくれるおかげで、ご覧のようにすぐそばでグランデさんを見ることができます。
いつ行っても、グランデさんの前には誰かしら座っていらして、ただただ眠っているグランデさんをじーっと眺めていらっしゃるのですが、その顔は必ず微笑んでいます。
グランデさんのまあるいお顔やまんまるな目、そして醸し出される雰囲気が、そばにいる人たちをそうさせるのでしょうね。気づけば私も同じような顔でした(笑)。
「足腰は弱ってきたけど、眼光の鋭さは衰えていません。」と書かれていましたが、私は、優しくて穏やかな印象を持ちました。
15時前には、獣舎をツキノワグマのサクラさんと交代するため、寝室に入られました。
寝室もガラス面になっていますので、そこでのグランデさんも見ることができます。
反対側にあったお肉をワラの上に持ってきて、そのうえでゆっくりとご飯をいただくようです。
ありがとう、グランデさん。
念願かなってあなたに会えたおかげで、私はまた元気をもらいました。
これからも元気で過ごしてくださいね。またお会いできる日を心待ちにしております。
by HGL-DTW
| 2013-12-14 19:00
| 動物園(近畿)
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