マリンピア松島水族館へ
仙台へは、本当ならもう少し後になって旅するつもりでいました。
予定を早めたのは、マリンピア松島水族館が、5月10日をもって88年の歴史に幕を閉じ、閉館すると知ったからです。
行きたいというよりはむしろ、行かなければならない、そんな気持ちをずっと持っていました。
2012年、徳山動物園で、『写真で見る東日本大震災と動物園・水族館』というパネル展示がありました。
被害の大きさに心を痛めながらも、そこから立ち上がる力強さや預かった命を守るということ、そしてそれぞれの園が多くの市民に愛され、大切にされてきたことを知り、胸がじーんとしました。
あの日以来、いつか訪れて、肌で感じてみたいと思っていたのです。

一度も訪れたことがないのに、見慣れたこのエントランス。
なぜか泣きそうになりました。

閉館までもう20日を切っているのですね。
たくさんの方がここで記念撮影をされていました。
印象的だったのは、来館されている方々が、「ここには前、ラッコがいたんだよ。」とか「クジラがいたよね。」「ここで写真を撮ったよねー。」「遠足はいつもここだったじゃない?」と過去の記憶を辿っていたこと。そして、「もったいないね。」とか「寂しいね。」と名残惜しそうに話されていました。おじいちゃんとおばあちゃんがお孫さんに、昔の水族館のお話を語られている姿も見受けられました。いいなー、と微笑ましく眺めていました。
メッセージの数々。

近づいて写真を撮られている女性がいらしたのですが、ご本人のメッセージが掲載されているのかな。
ペンギンランドの前には『おもいで博覧会』が。88年の歴史が展示してありました。

白黒を含むたくさんの写真、剥製、絵で語られるストーリーなどたくさんで、非常に見ごたえがありました。
通路には、震災復興写真展。

「これから」を見つめて復興をめざした様子がひしひしと伝わり、目頭が熱くなりました。
ここから見下ろす情景。

泥だらけだったあのときは想像できない、整然と並んだテーブルとイス。宙を泳ぐアシカ。

みなさんのような記憶をたどることは私にはできませんが、私なりのいろんな思いが湧きあがって、この施設を忘れないようにあらゆる場面で心のシャッターを切りました。
今後は、仙台港の近くに新しい水族館がオープンするそうで、生き物たちはそちらへ移動するのですよね?
決して大きな水族館ではありませんが、掲示もたくさんあり、イキイキとしている生き物たちを見ることができ、見どころもたくさん。あっという間に閉館時間になりました。
ここでの楽しかったお話は、また後日。

マリンピア松島水族館とみなさんの最後の時間がゆっくりと流れますように。
お引越ししても、生き物たちがまた幸せでありますように。
ステキな時間をありがとうございました。
あっ!余談ですが、水族館の近くにお見せがあると、twitterのフォロワーさんに教えていただいた『牡蠣カレーパン』。大きな牡蠣が入っていて本当においしかったです!ちなみにずんだメロンパンも食べました。
普段、カレーパンもメロンパンもあまり食べない私ですが、旅に出かけたらその土地の食べ物をたくさん食べたくなります。

仙台から帰るときもご当地ものを買って帰るのに、かなり迷いました。あれもこれも食べたいし。ふふふ。
また行きます、仙台!また食べます、牡蠣カレーパン!
予定を早めたのは、マリンピア松島水族館が、5月10日をもって88年の歴史に幕を閉じ、閉館すると知ったからです。
行きたいというよりはむしろ、行かなければならない、そんな気持ちをずっと持っていました。
2012年、徳山動物園で、『写真で見る東日本大震災と動物園・水族館』というパネル展示がありました。
被害の大きさに心を痛めながらも、そこから立ち上がる力強さや預かった命を守るということ、そしてそれぞれの園が多くの市民に愛され、大切にされてきたことを知り、胸がじーんとしました。
あの日以来、いつか訪れて、肌で感じてみたいと思っていたのです。

一度も訪れたことがないのに、見慣れたこのエントランス。
なぜか泣きそうになりました。

閉館までもう20日を切っているのですね。
たくさんの方がここで記念撮影をされていました。
印象的だったのは、来館されている方々が、「ここには前、ラッコがいたんだよ。」とか「クジラがいたよね。」「ここで写真を撮ったよねー。」「遠足はいつもここだったじゃない?」と過去の記憶を辿っていたこと。そして、「もったいないね。」とか「寂しいね。」と名残惜しそうに話されていました。おじいちゃんとおばあちゃんがお孫さんに、昔の水族館のお話を語られている姿も見受けられました。いいなー、と微笑ましく眺めていました。
メッセージの数々。

近づいて写真を撮られている女性がいらしたのですが、ご本人のメッセージが掲載されているのかな。
ペンギンランドの前には『おもいで博覧会』が。88年の歴史が展示してありました。

白黒を含むたくさんの写真、剥製、絵で語られるストーリーなどたくさんで、非常に見ごたえがありました。
通路には、震災復興写真展。

「これから」を見つめて復興をめざした様子がひしひしと伝わり、目頭が熱くなりました。
ここから見下ろす情景。

泥だらけだったあのときは想像できない、整然と並んだテーブルとイス。宙を泳ぐアシカ。

みなさんのような記憶をたどることは私にはできませんが、私なりのいろんな思いが湧きあがって、この施設を忘れないようにあらゆる場面で心のシャッターを切りました。
今後は、仙台港の近くに新しい水族館がオープンするそうで、生き物たちはそちらへ移動するのですよね?
決して大きな水族館ではありませんが、掲示もたくさんあり、イキイキとしている生き物たちを見ることができ、見どころもたくさん。あっという間に閉館時間になりました。
ここでの楽しかったお話は、また後日。

マリンピア松島水族館とみなさんの最後の時間がゆっくりと流れますように。
お引越ししても、生き物たちがまた幸せでありますように。
ステキな時間をありがとうございました。
あっ!余談ですが、水族館の近くにお見せがあると、twitterのフォロワーさんに教えていただいた『牡蠣カレーパン』。大きな牡蠣が入っていて本当においしかったです!ちなみにずんだメロンパンも食べました。
普段、カレーパンもメロンパンもあまり食べない私ですが、旅に出かけたらその土地の食べ物をたくさん食べたくなります。

仙台から帰るときもご当地ものを買って帰るのに、かなり迷いました。あれもこれも食べたいし。ふふふ。
また行きます、仙台!また食べます、牡蠣カレーパン!
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by HGL-DTW
| 2015-04-25 19:00
| 動物園(東北)
|
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