井の頭動物園にお住まい ゾウのはな子さん
吉祥寺の駅を降りて歩き始めたとたん、ここ好き!と思いました。
なるほど関東で住んでみたい場所でいつも上位に選ばれるわけです。
がちゃがちゃしたかんじがないというか、落ち着いた空気が漂っている街です。
お天気がよかったこともあり、本当に気持ちがよくて、清々しい。もしも近隣にすんでいたら、お散歩コース間違いなし!緑もあり、池にかかった橋を渡って入口に到着しました。
午前中だけという短い滞在でしたが、「はな子さんに会わなければ。」と思い始めて長い時間が経過しましたので、まずはご挨拶のつもりで伺いました。
途中、様々なトラップに予定通りまんまとひっかかりながらも、なんとか近くまで。
アムールヤマネコさんちから、向こうがはな子さんのいらっしゃる場所よねと見た視線の先に、はな子さんは佇んでいらっしゃいました。
体から滲み出るはな子さんの思い。
はな子さんが過ごしてきたこれまでの日々が体に刻まれているようで、私は尊敬と威厳の念を持って、ゆっくりゆっくりと、はな子さんに近づきました。
「はな子さん。初めまして。」
今年、国内最高齢69歳になられたはな子さん。
こちらを見てはいないのですが、それでも私という存在を感じていてくれた気がしました。
お気に入りの場所があるようで、そこからあまり移動せずに遊んでいました。
何をつかんでいるのだろうと見ると、短いホース。
激しい動きはないものの、やはり楽しそうでして、ホースで遊ぶのが好きなのでしょうね。
まるでここから脚を出したら鬼ね、とでも言われているように後脚を残して(笑)。
好物だというバナナがそばにあったので食べるのを見てみたいと思いましたが、私がいる時間では叶いませんでした。
印象的だったのは、みなさんがはな子さんに声をかけられること。
初老の男性は、「よぉ!はな子さん。調子はどうだい?」と話しかけ、小さな子どもは、「はな子~、久しぶり!」と駆け寄って行きました。
そうして声をかけてははな子さんを眺めています。私がいる間じゅうずっと、はな子さんから離れない方も。
決して当たり前ではないのだけれど、そこにはな子さんがいてくれることは、みなさんにとって当然のことであるかのように感じました。愛されているのですね。
それは、はな子さんの寝室の掲示にも表れていました。
限られた時間しかないというのに、夢中で読みました。心がじーんとしました。
思いだけでなく、日々大切に飼育してくださっているのだとわかります。
こちらは寝室入口、実物大のはな子さんパネル。
69年という時間を過ごしたはな子さんの心には、どんな記憶があるのでしょう。
どんなことが好きで、どんな傷を抱えていて、どんなことをしているときが楽しいの?
はな子さんとたくさんお話してみたいと思いました。
はな子さん、ここに居てくれてありがとう。
これを見たら、うるうるしました。
はな子さんの頭上には、真っ青な空が広がり、日差しが温かくはな子さんを包んでいました。
どうかはな子さんがこれからも元気で幸せであるようにと祈ります。
お誕生日会には是非行って、みなさんとお祝いしたいものだと思いました。
今度はゆっくり、はな子さんに会いたいです。
なるほど関東で住んでみたい場所でいつも上位に選ばれるわけです。
がちゃがちゃしたかんじがないというか、落ち着いた空気が漂っている街です。
お天気がよかったこともあり、本当に気持ちがよくて、清々しい。もしも近隣にすんでいたら、お散歩コース間違いなし!緑もあり、池にかかった橋を渡って入口に到着しました。
午前中だけという短い滞在でしたが、「はな子さんに会わなければ。」と思い始めて長い時間が経過しましたので、まずはご挨拶のつもりで伺いました。
途中、様々なトラップに予定通りまんまとひっかかりながらも、なんとか近くまで。
アムールヤマネコさんちから、向こうがはな子さんのいらっしゃる場所よねと見た視線の先に、はな子さんは佇んでいらっしゃいました。
体から滲み出るはな子さんの思い。
はな子さんが過ごしてきたこれまでの日々が体に刻まれているようで、私は尊敬と威厳の念を持って、ゆっくりゆっくりと、はな子さんに近づきました。
「はな子さん。初めまして。」
今年、国内最高齢69歳になられたはな子さん。
こちらを見てはいないのですが、それでも私という存在を感じていてくれた気がしました。
お気に入りの場所があるようで、そこからあまり移動せずに遊んでいました。
何をつかんでいるのだろうと見ると、短いホース。
激しい動きはないものの、やはり楽しそうでして、ホースで遊ぶのが好きなのでしょうね。
まるでここから脚を出したら鬼ね、とでも言われているように後脚を残して(笑)。
好物だというバナナがそばにあったので食べるのを見てみたいと思いましたが、私がいる時間では叶いませんでした。
印象的だったのは、みなさんがはな子さんに声をかけられること。
初老の男性は、「よぉ!はな子さん。調子はどうだい?」と話しかけ、小さな子どもは、「はな子~、久しぶり!」と駆け寄って行きました。
そうして声をかけてははな子さんを眺めています。私がいる間じゅうずっと、はな子さんから離れない方も。
決して当たり前ではないのだけれど、そこにはな子さんがいてくれることは、みなさんにとって当然のことであるかのように感じました。愛されているのですね。
それは、はな子さんの寝室の掲示にも表れていました。
限られた時間しかないというのに、夢中で読みました。心がじーんとしました。
思いだけでなく、日々大切に飼育してくださっているのだとわかります。
こちらは寝室入口、実物大のはな子さんパネル。
69年という時間を過ごしたはな子さんの心には、どんな記憶があるのでしょう。
どんなことが好きで、どんな傷を抱えていて、どんなことをしているときが楽しいの?
はな子さんとたくさんお話してみたいと思いました。
はな子さん、ここに居てくれてありがとう。
これを見たら、うるうるしました。
はな子さんの頭上には、真っ青な空が広がり、日差しが温かくはな子さんを包んでいました。
どうかはな子さんがこれからも元気で幸せであるようにと祈ります。
お誕生日会には是非行って、みなさんとお祝いしたいものだと思いました。
今度はゆっくり、はな子さんに会いたいです。
by HGL-DTW
| 2016-01-27 19:00
| 動物園(関東)
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