コビトマングースのおやつタイム
天王寺動物園に入るときは必ずと言っていいほど、入口にある『ごはんタイム・おやつタイム』の掲示をメモ代わりに撮るのに、なぜかまともに行けたことがほとんどありません・・・。
ましてや、『コビトマングースのおやつタイム』は14時からなので、イッちゃんのおやつタイムにかぶりがちでなかなか行けずにいました。
でも!その日は心に決めていたのです。よっぽどのことがない限り、見に行くと。
「イッちゃん、また後でね。」と足早に移動しました。
【コビトマングース舎の全体像は以前の投稿をご覧ください。】
コビトマングース舎に着くと、彼らはおやつタイムが近づいていることを知っているのかな、そわそわしているようでした。
飼育担当さんが登場して、まずは個体の紹介をしながら、おやつをあげます。
サチオくんは、食いしん坊なのだけど臆病なのだそうで、こんなふうに穴から半分体を出して恐る恐るおやつを口にします。そしてサッともとに戻る(笑)。
たいして、メグミさんは
平気なのです。
体つきはメグミさんの方が少し小さいですね。
飼育員さんが、生態についてお話をしながらいろんな場所に違ったおやつを置いていかれます。
ミルワームは、デッキブラシの中へ。(苦手な方には申し訳ありません。)
すると、すぐにやって来ましたよ。
こんなふうに手で捕まえるのですが、やみくもに手を突っ込んだりしません。
じーっと
目で探してから、手を入れていました。かなり真剣。
枯草のプールの中にもパラパラとミルワームをまくと、早速
ガサゴソと見つけては食べています。上手く見つけるものだなとひたすら感心。
グラウンドに置いてあった容器。何のためかと思っていたら、小さく刻んだおやつをこの中に入れると、
サササと入って行って、そのままお尻から出てきました。バックオーライ(って昭和?)
いただきまーす♪
隣で見ていた親子が、「いろんな食べ方が見られて、楽しーい!」とはしゃいでいました。
今度は、小さな穴の開いたボールにミルワームを入れて置くと、
上手に転がして、
ウマウマ~♪
このボール。転がすことでおやつが出てくることにすぐ気づいたのかな。初めてのときは、どんな反応だったのでしょう。すぐに転がすことができたのでしょうか。聞いてみたかったな。
おもしろいのは、違ったおやつを置くたびに、「はい、そちらですね。それはこんなふうに…。」と見せてくれること。君ら、打ち合わせ済みですか(笑)。
横にいたカップルが、「これはおもしろい!こんなふうに見せてくれたら、動きもあって、いいよなぁ。〇〇動物園ではやってくれへんなぁ。」と言われていました。
自分がやっているわけではないのに、そんな周りの方々の反応がとても嬉しくて。
もちろん私もわくわくしながら楽しませていただきました。
ご存知の方も多いと思いますが、市民ZOOネットワーク主催エンリッチメント大賞2015で大賞を受賞した取り組みの中の一つです。
様々な動物におけるいくつもの工夫によって動物たちを生き生きと観察できるようになっただけでなく、それによって来園する多くの人たちがわくわくさせられることも受賞につながっていると思います。
考えてみれば簡単なことなのかもしれませんが、動物たちに寄り添っていてそれが動きを引き出させ、また私たちも魅せられるのですね。
すごいなぁ、こういったことがどんどんいろんな動物園に波及していくといいなぁと思いました。
天王寺動物園、飼育員さん、応援しております!
そうか。やっぱりいろんなおやつタイム、ごはんタイム、行かねばならない。
つくづく思ったのでした。
ましてや、『コビトマングースのおやつタイム』は14時からなので、イッちゃんのおやつタイムにかぶりがちでなかなか行けずにいました。
でも!その日は心に決めていたのです。よっぽどのことがない限り、見に行くと。
「イッちゃん、また後でね。」と足早に移動しました。
【コビトマングース舎の全体像は以前の投稿をご覧ください。】
コビトマングース舎に着くと、彼らはおやつタイムが近づいていることを知っているのかな、そわそわしているようでした。
飼育担当さんが登場して、まずは個体の紹介をしながら、おやつをあげます。
サチオくんは、食いしん坊なのだけど臆病なのだそうで、こんなふうに穴から半分体を出して恐る恐るおやつを口にします。そしてサッともとに戻る(笑)。
たいして、メグミさんは
平気なのです。
体つきはメグミさんの方が少し小さいですね。
飼育員さんが、生態についてお話をしながらいろんな場所に違ったおやつを置いていかれます。
ミルワームは、デッキブラシの中へ。(苦手な方には申し訳ありません。)
すると、すぐにやって来ましたよ。
こんなふうに手で捕まえるのですが、やみくもに手を突っ込んだりしません。
じーっと
目で探してから、手を入れていました。かなり真剣。
枯草のプールの中にもパラパラとミルワームをまくと、早速
ガサゴソと見つけては食べています。上手く見つけるものだなとひたすら感心。
グラウンドに置いてあった容器。何のためかと思っていたら、小さく刻んだおやつをこの中に入れると、
サササと入って行って、そのままお尻から出てきました。バックオーライ(って昭和?)
いただきまーす♪
隣で見ていた親子が、「いろんな食べ方が見られて、楽しーい!」とはしゃいでいました。
今度は、小さな穴の開いたボールにミルワームを入れて置くと、
上手に転がして、
ウマウマ~♪
このボール。転がすことでおやつが出てくることにすぐ気づいたのかな。初めてのときは、どんな反応だったのでしょう。すぐに転がすことができたのでしょうか。聞いてみたかったな。
おもしろいのは、違ったおやつを置くたびに、「はい、そちらですね。それはこんなふうに…。」と見せてくれること。君ら、打ち合わせ済みですか(笑)。
横にいたカップルが、「これはおもしろい!こんなふうに見せてくれたら、動きもあって、いいよなぁ。〇〇動物園ではやってくれへんなぁ。」と言われていました。
自分がやっているわけではないのに、そんな周りの方々の反応がとても嬉しくて。
もちろん私もわくわくしながら楽しませていただきました。
ご存知の方も多いと思いますが、市民ZOOネットワーク主催エンリッチメント大賞2015で大賞を受賞した取り組みの中の一つです。
様々な動物におけるいくつもの工夫によって動物たちを生き生きと観察できるようになっただけでなく、それによって来園する多くの人たちがわくわくさせられることも受賞につながっていると思います。
考えてみれば簡単なことなのかもしれませんが、動物たちに寄り添っていてそれが動きを引き出させ、また私たちも魅せられるのですね。
すごいなぁ、こういったことがどんどんいろんな動物園に波及していくといいなぁと思いました。
天王寺動物園、飼育員さん、応援しております!
そうか。やっぱりいろんなおやつタイム、ごはんタイム、行かねばならない。
つくづく思ったのでした。
by HGL-DTW
| 2016-02-15 19:30
| 動物園(近畿)
|
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