Assiniboine Park Zoo こんがらがること
ワピチには秋田の大森山動物園で会ったことがあるのですっかり知っているつもりでいました。
アシニボイン動物園のワピチたちのお住まいの広いこと。
アシニボイン動物園のワピチたちのお住まいの広いこと。

こんなふうにずど~んとひろ~い運動場です。
大森山で初めてワピチを目にしたとき、その大きさにびっくりしたのですが、さすがにこれだけ敷地が広いと、もはや大きいのだかなんなのかわからなくなります。
立派な角を持ったオスがいました。

カッコいい!
シカたちを見ていつも思うことですが、これが毎年抜け落ちるなんて成長の過程とはいえ、もったいない気がしてしょうがないです。
ところでこのワピチの掲示にはElkとも書かれていて、へぇ~なるほど、ワピチはエルクなのねと思っていました。
カナダ滞在中にエルクの肉が出てきましたが、ワピチを食べちゃったのか…とも。(美味しかったです!)
ところが、先日あるところでヘラジカのことをエルクと呼んでいて、「えっ!!」とこんがらがってしまいました。
どう見ても、ヘラジカとワピチは違うでしょう。
どうも北アメリカでのみで通用することのようで、おおむねエルクとはヘラジカのことなんですって。
え、そしたら私ヘラジカ食べたのかなと思いましたが、カナダでの出来事なのできっとワピチだったのね。
でも北米ってカナダを含むんじゃないの?
わー、もうこんがらがります。
もっとわけがわからなかったのは、アシニボイン動物園で「Reindeer」と「Caribou」を飼育していること。
トナカイとカリブーって違うの?
こちらがCaribou

2頭のメス、Journey to Churchillのエリアにお住まいです。
奥に見えるのが、以前ご紹介したホッキョクグマ舎ではあるけれど、現在はオオカミたちが住んでいるところです。

そしてReindeerたちは、動物園のエントランス近くにいらっしゃいます。

どこが違うの?

顔が黒い?
そんな違いではないはず。
思えば、星野道夫さんの写真集に登場するのは、Caribouですね。

帰国して調べてみると、Caribouは、アラスカに生息する在来種だそうで、Reindeerは家畜なんですって。
生物学的には同じだけれど、そもそもアラスカへ他の土地で生育したトナカイを連れてきて飼育したのだとか。
非常に興味深いお話でもう少し調べてみたいと思いました。
となると、見ただけではなかなか判断できないはずですね。
動物たちについて、少しずつ新しい何かを知っていくのが本当に楽しくて面白い今日このごろです。
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by HGL-DTW
| 2017-12-11 19:00
| 海外 動物園他
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