ナベヅルのねぐら整備

本州唯一のナベヅル越冬地(最近本当にそうなのかなぁと思ったりする)である周南市八代で、先日、毎年恒例のねぐら整備ボランティアがありました

私が毎年楽しみにしている年中行事のひとつです

私は刈られた草を集めて運ぶ作業をやりますが、毎年年老いてくるので笑、これがだんだん大変な作業になってきました

(ねぐらの場所は口外できないことになっていますので、わからないように撮影しています)　　　

それでもやりたい気持ちが勝ってしまうのです

何が楽しいって、いろんないきものたちに会えること

そして、微力ながらナベヅルたちの役に立てるということが私の存在価値をあげてくれます( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ

残念ながら当日の天候は雨

何度か参加していますが、こんな雨の日は初めてでした

グローブが手に張り付くので、「あ、あ、あ」と思っているうちに逃げられるので写真を撮ることができなかったけど、いろんな種類のいきものに会いました

彼らの安全にも気を配りましたので、「そっちはダメ、こっちへ行って」とか「この手に乗って」とか一生懸命虫たちに声をかけました

私の気遣いなど知る由もなくびよーーーんと危ない方へ飛んでいくし、私の掌を飛び越して行ってしまうコたち…

まぁ、きっとそんなやりとりも楽しいのですよね

毎年ですが指にまめができてそれがはじけて、イタタ…

でもなんだか誇り高き負傷です

さぁ、今シーズンは何羽飛来してくれるでしょうか

楽しみです♪

今月10日付の中国新聞に、鹿児島で保護し、八代へ移送・飼育していたナベヅル３羽を今年放鳥すると記載がありました

「放鳥」って久方ぶりに聞いたなと思ったら、それもそのはず2019年12月以来なのだそうです

今回放鳥される3羽がこれからやってくるであろうツルたちと無事に北帰行して、みんなで八代を再び訪れてくれるといいな

いいニュースが聞けることを祈りながらツルのシーズンを楽しみに待ちます